佐々木朗希のメジャー挑戦はいつ?ポスティング特約ってホント?最短は2024年オフか!

佐々木朗希 メジャー いつ

「令和の怪物」佐々木朗希選手がポスティングシステムでメジャー挑戦を希望していますが、本人と球団側との意見が一致せず契約更新も年越しとなりました。

昨年のWBCへの参加、また昨年末の大谷翔平選手のドジャース移籍や山本由伸選手のポスティングによりドジャース入団などを目の当たりにし、メジャー挑戦への気持ちが高ぶったことでしょう。

一方、過去4年間で完全試合や1試合19奪三振など輝かしい活躍の中で、怪我などにより規定投球回数を満たした事がなく、日本で実績を残してからの方が良いのではないかという声も多いのが事実です。

この記事では、佐々木朗希選手のポスティングによるメジャー希望に対する球団の考えや動向について詳しく解説していきたいと思います。

佐々木朗希選手のメジャー挑戦はいつになる?

佐々木朗希選手はポスティングシステムによるメジャー移籍を要望していましたが、昨年12月15日の申請期限までに球団側が承認しなかったため、2024年シーズンの移籍は実現しませんでした。

現時点で球団側が了承すれば、最速で2024年オフシーズンの移籍、2025年のシーズンからMLBに挑戦する事が可能となります。

千葉ロッテマリーンズの高坂俊介球団社長は、周囲が認める活躍をすることを前提として「活躍した選手がメジャーに挑戦することは後押ししたい」と話しているようですので、今シーズンの活躍次第では2024年オフの移籍の可能性もあるかもしれませんね!

千葉ロッテマリーンズの考えは?

昨年、プロ4年目のシーズンを終えた佐々木朗希選手ですが、プロ4年間で一度もローテーションを守り抜いた経験がなく「未完の大器」と言われています

そんな佐々木朗希選手に対して、球団側はどのように考えているのでしょうか?

佐々木朗希のデメリットは?

佐々木朗希画像引用元:デイリー新潮

まずは仮に来シーズン終了時点で佐々木朗希選手がポスティングでメジャー挑戦した場合、佐々木投手のデメリットについて見ていきたいと思います。

大きなデメリットは「25歳ルール」です。

MLBでは2016年以降、25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べない事になっています。

大谷翔平選手が2017年にポスティングでMLBに挑戦した時と同様に、年俸は約55万ドル(約8千万円)となってしまいます。

昨年末に山本由伸選手が投手史上最高額での契約に至ったのは「25歳ルール」をクリアしてたから破格の契約ができましたが、佐々木朗希選手の場合、現時点では大型契約を結ぶ事ができないルールとなっています。

千葉ロッテマリーンズのデメリットは?

昨年末に元オリックス・バッファローズの山本由伸選手がポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースに移籍した際に、オリックスは約72億円の譲渡金を手にすることができました。

また一昨年前には吉田正尚選手の移籍に伴い約21億円の譲渡金を受け取っていますので、2年間で約93億円もの譲渡金を手にしています。

これだけの金額があれば、主力選手が2名抜けた穴を十分に埋めるだけの補強に当てる事ができますよね!

しかし、佐々木朗希選手の場合は現時点でポスティングにより移籍すると「25歳ルール」が適応されるために、千葉ロッテマリーンズに渡る譲渡金は微々たるものです。

ロッテとしてもマーリンズの顔でもある佐々木朗希選手が抜ける事もそうですが、あと2年まてば間違いなく大きな譲渡金を手にできる可能性がありますから、今移籍されるとデメリットの方がかなり大きいですね。

球団も将来的なメジャー挑戦については肯定的に捉えている。ただ、今季も左脇腹の肉離れなどで3度離脱するなど、プロ4年間で一度も年間を通じて稼働できたシーズンがないこと。さらに「25歳ルール」の壁もあり、早期ポスティング移籍は佐々木朗と球団両者にデメリットが大きい。

引用:スポニチSponichiAnnex

 

「山本は日本でやるべきことを全てやっての移籍。最高峰の舞台でプレーすることに球団もファンも異論はなかったでしょう。佐々木に山本や大谷以上の素質があったとしても、まずはロッテで結果を残し、球団にも譲渡金で恩返しできる25歳になって行くというのがセオリーでしょう」

引用:デイリー新潮

球団社長の考えは?

千葉ロッテマリーンズの高坂俊介球団社長も佐々木朗希選手のメジャー挑戦について、決して否定的な考え方はもっていらっしゃいません

ただ、やはり誰からも認められるだけの活躍をしてからでも遅くはないのではないかという考えのようですね。

「個々の選手の契約に関する話に関しては、私の立場からは差し控えさせていただきます」としながらも、球団としては「以前からお話してきている通り、活躍した選手がメジャーに挑戦することに関しては、後押ししたい」と話した。

引用:デイリー

吉井監督の考えは?

佐々木朗希 吉井監督画像引用元:産経新聞

千葉ロッテマリーンズの吉井監督も同様に時期尚早ではないかというコメントを出しています。

吉井理人監督も現役時代にはMLBに挑戦し、メッツ、ロッキーズ、エクスポズとメジャー3球団での経験がありますから、佐々木朗希選手の気持ちも分かるでしょうし、後押ししたい気持ちも当然あると思います。

ただお世話になっている球団に対しての恩義を大切にしてほしいという思いがあるようですね。

吉井監督は「入団時からいずれはメジャーに行きたいとは聞いている」とした上で「自分だったら、球団にもうちょっと恩返ししてからでないとダメかなと思ったりもする」と話していた。

引用:スポニチSponichiAnnex

「ポスティング特約」ってホント?

22歳でエンゼルスにポスティングシステムで移籍した大谷翔平選手には以前より「サイドレター」の存在が囁かれていました。

当初、いきなりMLB挑戦を表明していた花巻東高校時代の大谷翔平選手に対して、日本ハムファイターズがドラフト会議で強行指名しました。

その際に二刀流を完全バックアップする約束と、海外フリーエージェント(FA)権取得前にポスティング移籍を了承する権利を付与したと言われています。

そのため、大谷翔平選手は「25歳ルール」適応されたにも関わらず、球団側も大谷翔平選手の意向を尊重しMLB挑戦を後押ししたのでしょう。

そして、佐々木朗希選手にも同様にロッテがドラフト指名した2019年に「メジャー移籍に関して、佐々木選手が行きたい時にいつでも行かせてもらえる」という内容の“ポスティング特約”を取り交わしロッテに入団したという情報が飛び交っています。

この情報についての真偽は実際公表されておらず定かではありませんが、各MLB関係者は“ポスティング特約”の有無により佐々木選手獲得への戦略が変わってきますから右往左往しているようです。

佐々木朗希選手も自分の意思だけを優先してわがままを言うようには見えませんので、そこには何か佐々木選手と球団側との間だけの約束事があるのかもしれませんね。

メジャー挑戦は時期尚早?

佐々木朗希選手のMLB移籍については色々な意見が出ています。

時期尚早なのではないか?という意見の方が多いようですが、中には1年でも早く挑戦した方が良いという声もあるようです。

ローテーション・規定投球回数を満たしたことがない

佐々木朗希選手が時期尚早と言われる一番の要因は、やはりプロ入り4年間で1度もローテションを守った事がなく、規定投球回数に満たないからでしょう。

まずはしっかりと1年間ローテションを守り抜くだけの基礎体力と体をしっかり作り、球団にもファンにも納得できる安定した成績を1年通して見せてからでないとメジャーでも通用しないという声が多いようですね。

佐々木はプロ4年間で一度もローテーションを守り抜いた経験はないため、「未完の大器」という感は否めない。それだけに米球界でも“25歳の壁”を乗り越えて、早々にメジャーへの意欲を示す怪腕には、米メディアもシビアな見解を示す。

引用:cocoKARA

ダルビッシュ有選手の署名活動も話題に

ダルビッシュ有画像引用元:デイリー新潮

パドレスのダルビッシュ有選手がポスティングによるメジャー移籍を希望している佐々木投手の渡米を後押しするように「署名活動」を呼びかけた事に対しては波紋をよんでいます。

ダルビッシュ有選手は署名活動の真意は、大谷選手や山本選手がドジャースに入団したことで、パドレスが打倒ドジャースを果たすには佐々木投手が必要なので早くメジャーに来てほしいというジョーク交じりの意味で発言したと語っています。

ただ、経験豊富で今やメジャー歴も長く日本を代表するMLB選手となったダルビッシュ有選手だけに、表には出せない何かしらの情報を持っている可能性もあるかもしれませんね。

「普通に考えてポスティングの時期は早いじゃないですか。でも、佐々木君が強く言ってるということは、そこに何かあるはずだから。佐々木君は何もないのに行かせろ、行かせろというタイプじゃない。何かあって揉めているはず。例えば(プロに)入ったときに何イニング投げたらとか、何勝したら行くとかっていう契約があったか、口約束があったか知らんけど。そういうのがあったという可能性はすごく高いと思うし……」

引用:週刊新潮

世間の声は?

SNSなどではやはり時期尚早なのではないかという意見の方が多いようですね。

佐々木朗希選手の過去4年間の成績

佐々木朗希画像引用元:cocoKARA

佐々木朗希選手が千葉ロッテマーリンズでの4年間の成績を見てみたいと思います。

2020年(プロ1年目)

1軍、2軍ともに登板なし。キャンプからシーズンを通じて1軍に同行し、体力強化に励む

2021年(プロ2年目)

3月12日の中日ドラゴンズとのオープン戦で実践デビューを果たす。

2軍での経験を経て5月16日の西武戦でプロ初登板初先発を果たす。

5月27日の甲子園球場での阪神タイガース戦で初勝利を挙げる。

シーズン終盤は中6日のローテーションを経験し、楽天イーグルスとのクライマックスシリーズで先発。

11試合に登板し3勝2敗(防御率2.27)

2022年(プロ3年目)

初めて開幕ローテーション入りを果たし、4月10日のオリックス・バッファローズ戦では史上16人目の完全試合を達成する。

7月には右手中指のマメの影響で約1ヵ月間の離脱。

20試合に登板し9勝4敗(防御率2.02)、規定投球回数には13回2/3届かず。

2023年(プロ4年目)

侍ジャパンの一員として3月にWBCに出場し、2試合に登板。

5月に右手中指のマメの影響で登板間隔を空け、7月下旬には左脇腹肉離れで戦線離脱。

15試合に登板し7勝4敗(防御率1.78)

ポスティングでMLBに挑戦した日本人投手

過去にポスティングシステムを使ってMLBに移籍した日本人投手の在籍年数と通算成績をみてみたいと思います。

現時点での佐々木朗希投手は、「在籍4年、46試合登板、19勝10敗」という成績を収めています。

  • 藤浪晋太郎:在籍10年、189試合登板、57勝54敗
  • 有原航平:在籍6年、129試合登板、60勝50敗 2セーブ
  • 山口俊:在籍14年、427試合登板、64勝58敗 112セーブ
  • 菊池雄星:在籍9年、158試合登板、73勝46敗 1セーブ
  • 牧田和久:在籍7年、276試合登板、53勝49敗 25セーブ
  • 大谷翔平:在籍5年、85試合登板、42勝15敗
  • 前田健太:在籍9年、218試合登板、97勝67敗
  • 田中将大:在籍7年、175試合登板、99勝35敗
  • ダルビッシュ有:在籍7年、167試合登板、93勝38敗
  • 井川慶:在籍9年、190試合登板、86勝60敗
  • 松坂大輔:在籍8年、204試合登板、108勝60敗
  • 森慎二:在籍9年、431試合登板、44勝44敗 50セーブ
  • 大塚晶則:在籍7年、305試合登板、14勝23敗 137セーブ
  • 石井一久:在籍10年、244試合登板、78勝46敗

最近では在籍期間が短くなっていますが、過去14選手の平均では在籍8.36年で69勝となっています。

それを考えると、佐々木朗希選手の成績では申し越し日本で実績を積んだ方が良いのではないか?という意見も納得の部分もありますね。

まとめ

以上が、「令和の怪物」佐々木朗希選手のポスティングシステムによるメジャー移籍の可能性について詳しく解説してきました。最後に簡単にまとめたいと思います。

  • 佐々木朗希選手のメジャー挑戦は早ければ2024年オフ
  • 球団社長は「周囲が認める活躍をする」ことを前提にメジャー挑戦については後押しする考え
  • 佐々木朗希選手と千葉ロッテマリーンズの最大のデメリットは「25歳ルール」
  • 「ポスティング特約」の真偽は不明だが、入団時に約束されている可能性も?
  • 世間の声は、1年間ローテーションを守ってから挑戦してほしい声が多くみられる

佐々木朗希選手の1年でも早くメジャーに挑戦したいという気持ちも分かりますし、球団側からのしっかりと日本で納得いく実績を積んでからという意見も分かります。

いずれにしても両者でしっかりと話し合い、お互いに納得いく形でメジャーに挑戦してほしいですね。

間違いなくメジャーで活躍できるだけの才能はありますから!