オリックス・バッファローズのエースとして活躍する山本由伸選手のメジャーリーグ移籍がいよいよ本格化してきました。
大投手でも難しいと言われるノーヒットノーランを山本由伸選手は2年連続で達成(2年連続達成は1リーグ時代では3人目、2リーグ制になってからは初)、そして3年連続で沢村賞も受賞し、日本球界の大エースへと成長しました。
そんな球界を代表する山本由伸選手は今季終了後にポスティングシステムでメジャーリーグ挑戦を表明しています。
この記事では、山本由伸選手の予想される年俸や移籍先候補チームについて詳しく解説していきたいと思います。
目次
山本由伸選手のメジャーでの年俸はいくら?
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現在、山本由伸選手がオリックス・バッファローズとの契約では年俸約6億5千万円と言われています。
今季2年連続ノーヒットノーランを達成し、各メジャー球団の幹部が視察に訪れいてますので、かなりの年俸になると推測されます。
既に今年の8月で25歳になりオリックス在籍7年でMLBの新労使協定はクリアしているため、高額契約の権利を取得しています。
争奪戦になることは間違いなさそうなので、資金が豊富な球団と契約する場合は高額な契約金額になる可能性が高いですね。
「8月に25歳になり、年俸を500万ドル以内に抑える『25歳未満ルール』をクリア。オリでの年俸は6億5千万円に達し、球団もこれ以上はしんどい。逆に、ポスティングで高値をつけてもらって最大限の譲渡金を得たいところです」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/4cb3cf99cebd33ff3bde30dc4fe6d8da0fe79360
MLBの労使協定では、外国人選手で「年齢が25歳以上」「プロ経験が6年以上」の条件を満たない場合は、アマチュア選手扱いとなり、年棒も最高54.5万ドル(現在のレートで約8千万円)までとなります。
大谷翔平選手がエンゼルスに移籍した時の年俸が安かったのは当時年齢が23歳で日本球界でのプロ経験が5年だった為に契約内容はアマチュア契約扱いだったのです。
山本由伸選手の年俸総額は8年2億ドルの予想
2023年10月末時点で山本由伸選手の年俸については、総額2億ドルと予想されています。現在のレート(約150円)で換算しますと日本円で約300億円になります。
すごい金額ですね。
「ずばり8年総額2億ドル(約292億円)と予想します」 とはメジャー研究家の友成那智氏。2014年にニューヨーク・ヤンキースと7年1億5500万ドル(当時のレートで約161億円)で契約した田中将大を、円ベースでもドルベースでもはるかにしのぐ日本人史上最高額だ。
「田中同様、最高レベルの評価ですが、メジャー先発投手の相場が当時と比べて5割増しになりましたので」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/4cb3cf99cebd33ff3bde30dc4fe6d8da0fe79360
他の日本人選手との比較
最近の日本人選手のメジャー移籍では、昨年2022年に吉田正尚選手と千賀滉大選手がメジャーに移籍しています。
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8年総額約300億円となると、年俸は約37.5億円となります。この時点で吉田正尚選手と千賀滉大選手の年棒を超える見込みですね。
現在日本人選手トップが大谷翔平選手の約39億円ですが、来シーズンは約64億円と想定されていますので、大谷翔平選手に次いで日本人選手として2番目の年俸額となりますね。
それだけメジャーからの評価も高いということですね。最終的に契約年俸がどれぐらいになるのか、楽しみですね。
山本由伸選手のメジャー移籍先はどこ?
山本由伸投手が、三年連続となる「沢村栄治賞」を受賞し、記者会見を行いました。https://t.co/Fu6LDVmqID#Bs2023 #プロ野球 #NPB #ORIX pic.twitter.com/pfGbEWsGqC
— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) October 30, 2023
既に各MLB球団から注目を集めている山本由伸選手ですが、移籍先候補として5球団について見ていきたいと思います。
これらのチームの他にも名前が挙がっているようですので、実際に来年山本由伸選手がどこのチームで活躍するのか、今から楽しみですね。
ニューヨーク・ヤンキース
今季、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが直接日本に視察に訪れており、かなり高い評価をしていることが分かります。
ヤンキースは先発投手陣の強化が最大の課題となっていますので、山本由伸選手獲得に向けてかなり前向きだと言われています。
今季はヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMらメジャーの幹部も視察に訪れており、「ヤマモトは若さ、実績、そして才能という類を見ない組み合わせの持ち主」と絶賛。
ニューヨーク・メッツ
昨年、千賀滉大選手を獲得したメッツですが、山本由伸選手にも強い関心を示しています。
既にビリー・エプラーGMが視察に訪れている事も報じられています。
さらに千賀滉大選手も今期終了時にメッツ上層部に山本由伸選手の獲得を進言しているそうです。
MLB屈指の資産化であるオーナーのスティーブ・コーエン氏がどこまで山本由伸選手の争奪戦に投資するかが注目されますね。
メッツにその気があれば、山本争奪戦がマネーゲームになったとしても勝ち切ることが可能だ。オーナーのスティーブ・コーエン氏はMLB屈指の資産家として知られており、チームの補強に資金を投じることにためらいはない。また、山本獲得を進言したという千賀の存在も大きいだろう。千賀と山本はともにワッサーマンのジョエル・ウルフ氏を代理人としている上、今季の千賀は新人ながらサイ・ヤング賞投票で名前が挙がりそうなほどの素晴らしい活躍を見せており、メジャー1年目の日本人投手にとってお手本のような存在だ。
ロサンゼルス・ドジャーズ
現在、大谷翔平選手獲得に向けても有力視されている球団の一つがドジャーズですが、怪我の影響で来季は投手としては難しい大谷翔平選手の補強候補として山本由伸選手の名前が挙がっています。
今オフの補強最優先課題が先発投手となっており、資金的にも豊富なドジャーズが大谷翔平選手と山本由伸選手をダブルで獲得する可能性もありますね。
フリードマン編成本部長が今オフの補強最優先課題を先発投手に挙げたことにも注目。大谷が9月に受けた2度目の右肘じん帯手術について「先発の柱としての長期的可能性が疑問視されている」と記し、補強候補としてオリックスのエース、山本由伸投手の名前を挙げ、「今冬にポスティングされると思われ、ドジャースを筆頭に数多くの資金潤沢な球団が獲得に乗り出すだろう」、「もう一人の日本のスターがドジャースのニーズにこたえるだろう」と、WBCで日本の世界一に大貢献した2選手の両獲りの可能性をほのめかした。
サンフランシスコ・ジャイアンツ
ジャイアンツは10月18日に行われたCSファイナル第1戦に登板した山本由伸選手のピッチングをファーサン・ザイディ編集本部長は直接視察しています。
ジャイアンツはオフの補強に積極的でで、チャールズ・B・ジョンソン・オーナーの贅沢な資金力に注目が集まります。
ジ軍はオフの補強に積極的な球団の一つ。昨オフはヤンキースからFAになった昨季の本塁打王アーロン・ジャッジ外野手(現ヤ軍)に9年3億6000万ドル(約540億円)、ツインズとの契約を破棄したカルロス・コレア内野手に13年3億5000万ドル(約524億円)をそれぞれ提示。いずれも契約には至らなかったが、チャールズ・B・ジョンソン・オーナーの潤沢な資金力が証明された。
セントルイス・カージナルス
メジャーで本塁打王3度を誇るカージナルスのノーラン・アレナド内野手が山本由伸選手の登板に合わせて視察に来ていたそです。
もし山本由伸選手がカージナルスに入団したらヌートバー選手とチームメイトになりますね!!
アレナドが視察に訪れたのは、18日のパ・リーグCSファイナルステージのロッテ戦。同試合で山本は7回10安打5失点も9三振を奪い、勝利投手となった。現在来日しているチームメートのラーズ・ヌートバー外野手(26)と、かつてジャイアンツ傘下でプレーしたアレナドの弟ジョナも京セラドームで観戦する様子を自身のSNSで公開していた。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/468689d739c84fe02fb34345204bbdd8b8efe5fc
まとめ
以上が、山本由伸選手のメジャー移籍による年俸予想と移籍先候補チームについて詳しく解説してきました。最後に簡単にまとめてみます。
- 山本由伸選手の年俸総額は8年2億ドル(約300億円)の予想
- 大谷翔平選手に次ぐ日本人選手として2番目の年俸額になる可能性が高い
- いくつもの球団の上層部が山本由伸選手の試合を視察に訪れており、争奪戦は激化する見込み
シーズンが終了すると話題は一気に各選手の動向に集まります。
今オフにポスティングシステムでメジャー行きが確実となっている山本由伸選手が来年どのチームのユニフォームに袖を通しどのような活躍をするのか、本当に楽しみですね!